快療法とは、誰でも簡単に自然治癒力を高めることのできる健康法です。
快画のワークショップで私はよく、「快」を軸にしたアプローチは、そのまま人間関係にもあてはまる、という話をしますが、健康法についても同じです。
「人間にはもともと描く能力が備わっている」→快画
「人間にはもともと治る能力(自然治癒力)が備わっている」→快療法
快画のワークショップに参加した方は、「こんなに簡単に絵が描けるようになるなんて」と驚かれますが、快療法も同じで、誰でもできる、とても簡単な健康法です。
「快い状態で描けば、自動的に絵が生まれる」→快画
「快い方向に動かせば、自動的に体は良くなる」→快療法
などなど、快画との共通点はたくさんあります。
快医学との出会い
20代のときに、慢性疲労と激ヤセ(49キロまで落ちた)に数年間苦しみ、いくつかの病院に行って様々な検査を受けるも、「異常ナシ。自律神経失調症であろう」と診断されて途方に暮れていたころ、何かの雑誌で快医学のことを知りました。
その雑誌には、快医学の提唱者・瓜生良介先生のコラムが掲載されており、読んだ瞬間に「これだ」と思い、すぐに電話をして、当時池袋にあった治療室をたずねました。
瓜生先生は、オーリングテストを独自にアレンジした診断法で、すぐに私の体調不良の原因を突き止め(ウィルスが悪さをしている、肝機能低下など)、私に合う治療法や食事を教えてくれました。
もともと病院嫌いだった私は、自分が理想とする医術がこの世に本当に存在していたことに驚嘆し、嬉しくなりました。
快医学との出会いをきっかけに、私は東洋医学にも興味を持ち、関連本を読み漁りました。
知識欲が先行してしまい、快医学の実践はさぼりがちでしたが、それでも体調は徐々に回復していきました。
回復後は、年に数回、瓜生先生に体のチェックをしてもらい、体の反応をみながら、ゆるりと快医学と付き合ってきました。
途中から母も診てもらうようになり、かなり深刻な時期もあったようですが、瓜生先生の指導で乗り切ってきました。
瓜生先生は6年前に逝去され、いまは奥様のイチ子さんとスタッフの方が、治療室(快療法の里ウリウ)を引き継いでいます。
先生が亡くなったあと、私はイチ子さんと「瓜生先生の言葉や思想を伝えていきましょう」と話をして、ホームページを作りましたが、それっきり、何もできずにいました。
イチ子さんに会いに行くたびに、先生の仏前で「やりますから」と誓うのですが、なかなか行動に移せずにいました。
でも、いまようやくできる気がしてきました。
私は、ただ瓜生先生の言葉を伝えるだけでよく、あとは自分なりの「快」を見つめていけばいいのだと考えるようになったのです。
ふたつの目的
私の活動の二つの目的。
一つ目。
セツ・モードセミナーの長沢節先生に教わった「絵のこと」を伝える。
二つ目。
快医学の瓜生良介先生に教わった「体のこと」を伝える。
絵のことも、体のことも、行き着くところは「自由」と「快」。
だからこの二つは、自由と快に向かうためのアプローチと言えます。
ということは、私の目標は、
自由というものを、快というものをを、あまねく人に伝えていく
この一点に集約されます。
快画をやりだして、絵からのアプローチはだんだんとカタチになってきました。
つぎは体からのアプローチです。
絵のワークショップを始める際に、「快画」と名付けたのも、いつか瓜生先生の快療法と融合させたい、融合できるはずと思ったからです。
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